ソーシャルデザインとは
ソーシャルデザインとは、社会的な課題や問題を解決するためにデザインの手法や思考を活用するアプローチのことです。これは、製品やサービスだけでなく、システムやプロセス、コミュニティの仕組みなど、社会全体の構造をデザインの視点から再考し、改善することを目指します。
具体的には、以下のような特徴があります:
- 社会課題の解決:貧困、環境問題、教育格差など、さまざまな社会問題に対処します。
- 参加型アプローチ:関係者やコミュニティのメンバーと協力し、共創的なプロセスを重視します。
- 持続可能性:長期的な視点で持続可能な解決策を追求します。
- 多分野の統合:デザインだけでなく、ビジネス、テクノロジー、社会科学など、多様な分野の知識を組み合わせます。
ソーシャルデザインは、より良い社会を築くための革新的な方法であり、多くの企業や団体、個人がこの考え方を取り入れています。
ミックスパイ・デザインのソーシャルデザイン
ソーシャルデザインは、持続可能な社会や、多様性の受容、若者の自己肯定感、子どもの貧困や再生産、少子高齢化といった社会の諸問題を、デザインの力で解決するためのプロジェクトです。デザインの本質は、問題を発掘し、問いを見極め、アイデアを生み出し、試作し、試すことにより、問題解決への近道を模索する手段です。
この方法は、デザイン思考や、コ・デザイン、システミックデザイン、スペキュラティブデザイン、トランジションデザインといったメソッドとして考えられていて、その方法を、社会貢献型の企業やNPOにインストールすることによって、問題解決のロジックを定型化することを目的としています。
ソーシャルデザインプロジェクトは、そのために積極的に事業に参画できる社会貢献事業を求めています。
ソーシャルデザインの流れ
ソーシャルデザインプロジェクトは受託ビジネスではありません。積極的に問題意識を持っている組織に参画させてもらい、メンバーの一員として膝をつきあわせて話合うことから始めたいと思っています。
まずは、組織が抱えている問題をプレゼンテーションしてもらい、私たちがもっているデザインメソッドで解決可能かを考えます。
もし、その問題が解決可能であると判断する場合、内部メンバーとして招聘していただき、具体的にどのようなデザインメソッドをつかって解決をすることかを考えて行きます。
解決策がみえたら、ワークショップ形式で、デザインメソッドを何回かまわし、トライアンドエラーをくり返しながら、その問題を少しでも改善していくことを模索します。
費用等は、レベニューシェアーを基本として、成果によって得られた収益や助成金等を、貢献度にあわせて応分する形で対応します。
NPOだけでなく、私企業であっても、その商品サービスが社会に役に立つもであれあれば、プロジェクトの対象となります。
現在進行中のソーシャルデザイン
お問い合わせ
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