大きなデザイン

「デザイナーって、商品を売るためにチラシとかを作ってくれる人じゃないんですか?」という問いに、わたしたちはこう答えます。「いいえ、それはデザイン行為の一部でしかありません。デザインの本質は、問題解決ではなく、可能性の発掘と共有って言う意味なんです。今一番解決しないといけない問題は、社会問題なんです。」これは大きなデザインの考え方です。

プロダクトデザインも、グラフィックデザインも、ウェブデザインもいままで、製品やマーケティングを行って利益をあげるための資本主義に組み込まれた行為でした。これが小さなデザインです。

しかし、持続可能な社会を作る事が求められている今、盲目的に利益を上げるためにデザインという武器を使うのは危険です。

デザインとは、資本主義という戦争のための兵器ではありません。デザインは、広く社会の問題を解決するために、問いを発掘し、その問題を解決するためのアイデアを生み出し、試し、実現するツールであるべきです。

2010年からコロナ渦をすぎて、時代はVUCAと呼ばれており、不確実さ、複雑性、不安定性、曖昧さが常に存在しています。その時代に、持続可能な社会を模索するツールとしてデザイン思考を始めとした、デザインメソッドは有効なのです。

mixPie.Designは、積極的に社会企業家やNPOの仕事に参画したいとおもってます。一方たんなる利益追順の資本主義的なビジネスの仕事とは距離を置きます。

持続可能性や多様性に配慮したデザインや開発を行うことで、三方よしの精神で、顧客、自社、社会の3つの発展に貢献する事業をお手伝いします。

サービス一覧

ソーシャルデザインプロジェクト

社会の諸問題を、デザインという道具をつかって解決するためのプロジェクト。各問題の専門家と協業しながらデザインの力をつかって解決していきます。
[→ソーシャルデザインプロジェクトの詳細]

コ・デザインワークショップ

みんなでアイデアを出し合って、新しいサービス開発や、マーケティング、経営戦略を考える、共創デザインによるワークショップ
[→コ・デザインワークショップの詳細]

ABC3戦略デザインコンサルティング

AB3Cフレームワークをつかって、顧客、自社、競合の特徴を洗い出し、顧客へのベネフィットと、競合にたいする差別的優位点を洗い出して、自社の経営戦略を以下にマーケティング結びつけるか、デザイン面からコンサルティングします。

デザイン人材スクール

デザインのイロハを学ぶことで、発信者みずからSNSのバナーをつくったり、効果的なプレゼン資料が作る事ができるような、デザイン人材になれるスクール

多様性を組織の力にするセミナー(ダイバシティ&インクルージョン)

お客様の心をつかむ「コト」をデザインするには、多様性のある組織でないとできません。 女性、障害者、LGBTQ+、メンタルヘルス当事者といった人々をうけいれて、多様性を受容できる組織(ダイバーシティ&インクルージョン)をつくれることで、彼らがいるからこそ新しい「コト」に気付くことができる。そんな力強い組織作りを一緒に考えます。